レーシックの注意点
近視矯正手術を行ってきて、手術をやらない方がよかったと思える人がいらっしゃいます。
もちろん、円錐角膜や角膜の厚み不足のように、はっきり原因がわかる場合は良いのですが、術前にその方の性格を的確に判断することは困難な場合があります。
神経科や精神科にかかっているということであれば、その病院に紹介状を書けますので良いのですが、症状があっても通院していない、あるいは通院していることや薬を飲んでいることを、隠している方がいます。
質問に対して術後に、視力が安定しないためおかしいと思っていたら、調節系に影響のある薬を飲んでいる人がいました。
検査のときは内服を中止し、手術が終了してから、再度、内服したようです。
また、非常に神経質な方も要注意です。
術後、毎日のようにメールを送られて閉口したこともあります。
一般的に、いつもは気にしませんが、皆さん、術後は左右の見え方を比較します。
「右2.0、左1.6で非常に良いですね」と言っても、「左が霞みます」という言い方をなさいます。
ちなみにその方は、術前の矯正視力も右1.6、左1.25で左右差があります。
いくら説明をしても納得していただけないことも多いのです。
中年の方の高度近視は、度数設定が難しいものです。
はじめた頃も「こんなものを目に入れるなんて」って思いましたが、LASIKもそんな風に特に角膜が薄くレーシックが無理でPRKしか方法がない場合、いくら近視を残して近くを見えるようにしましょうと説明しても、遠くをメガネなしで見える生活がしたい、老眼鏡をはめるのは構わないと言いながら、実際には老眼鏡の装用に不満を訴える方がいらっしゃいます。
PRKは術直後遠視になりますので、遠くも見にくい場合があります。
そのため、少し近視を残すよう勧めるのですが、納得していただけません。
逆に、現在、老眼が無くても、5年以内に老眼が出そうな年齢で、近視を残して老眼鏡を掛けないようにしたいと言っていた方が、術翌日に1.6を経験してしまうと、1週間で度数が安定して、マイナス0.5ディオプターの近視で1.0や1.25あっても、見にくいといって再手術をしたいと訴える方もいらっしゃいます。
皆さん、もう少し長期的な見え方で考えていただければ良いのですが、その時、その場での見え方に固執してしまうようです。
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